旬彩工房とは

四方竹ブランド化における歴史

四方竹は、現在秋の筍として重宝されておりますが、昔はアクが強く食用には向かないとされ、敷地を分けるフェンスの代わりなどに四方竹を利用しておりました。 しかし、完全にアクを抜いた四方竹は非常に美味しいということで、四方竹を栽培する農家が増えていきました。 その後、高知県南国市の技術者によって、強いアクを取り除く技術と効率的に皮を剥く技術を考案し、各農家に実用化されたことで、県の特産物になりました。 その後は高知市にも広がり、お米の収穫が終わった後の秋の特産物となりました。 また、四方竹を守り、伝承していく活動として、安易に「四方竹の根」を他県へ持ち出すことや、譲渡することを固く禁じ現在まで産地を守っています。 高知県以外の気候では四方竹の栽培は難しく、自生してもすぐ消えてしまうことから、幻の筍と言われ、高知県の貴重なブランド筍になりました。

地産外商に向けての取り組み

高知県南国市の地元協議会では、特産物である四方竹を県外へ販売強化をするべく活動を開始しました。 しかし、鮮度の劣化が特に早い四方竹は加工品にした後に四方竹の魅力でもある独特の緑色を失ってしまうという問題に直面しておりました。 そのようなときに弊社と地元協議会が出合い、弊社の得意とする素材の色と食感を残す製法が合致し、新鮮な色と食感を保った状態での商品開発に成功。 その後は、旬の時期だけの販売に留まらず、年間を通して他県への地産外商が可能となりました。



高知営業所「彩こうち」の事業

高知営業所「彩こうち」では、四方竹の加工販売を主軸としながらも、孟宗竹、土佐はちきん地鶏、土佐かつお、イタドリ、など高知県の各地域の豊かな食材を、企画開発・商品化し、全国へ情熱をもって営業活動をしております。




カテゴリ一覧

ページトップへ